石けんの製造10工程

第1工程 – 煮沸
ヤシ油、オリーブオイル、水、炭酸ナトリウム十水和物を、比率に従ってボイラーに入れ、摂氏100℃の蒸気で煮沸します(石けんの煮沸には2日かかります。この手順は最も危険な製作過程となります。石けんが溢れ出ないよう、経験を頼りに適時水をかけて冷やす必要があります)。

 

第2工程 – 剥離
2日の煮込みを経ると鹸化反応が終わっています。この時に余分なアルカリ成分を剥離させ、石けんのアルカリ含有量を減らさなければなりません。こうしてできた石けんはお肌にはあまり刺激にならないのです。

第3工程 – 攪拌
茶山房独自のアルカリ剥離過程が終わったら、これから石けん液に加える天然素材を磨り潰して粉末にし、1:1の比率で水を加えて攪拌していきます。この過程が材料攪拌です。

第4工程 – 添加
磨り潰して粉末にし、材料攪拌を終えた天然素材を混ぜ合わせてから、均一に加えて攪拌します。この過程では大変な注意深さが求められます。材料は完成品となってようやく滑らかで柔らかくきめ細かくなります。

第5工程 – 注入
石けん液は天然素材を加え丹念に攪拌を終えると、すぐにそれぞれの金型に注入できます。型の大きさは主に運搬と切断に適したものです。

第6工程 – 均し
石けんを金型に注入したら、直ちに表面を均さなければなりません。

第7工程 – 冷却
石けんは金型ごとに整然と並べ、2日間そのまま置いて、冷却・凝固されるのを待ちます。

第8工程 – 切断
石けんをかかえて切断用テーブルまで持っていきます。ここでは、糸で切る伝統的な方法で石けんを適切な大きさに切ります。

第9工程 – 配置
切り終った石けんを棚に整然と配置し、炙って乾燥できる適切な間隔になるよう調整します。

第10工程 –炙って乾燥
石けんを乾燥室に入れて1日炙り、 石けんの含水量を減らします。乾燥したら包装ができる状態になっています

茶山房浮き石けんの秘密

浮き石けんは茶山房独自の石けんの製造10工程を経ています。工程では、2日にわたる煮込みを経て鹸化反応を終わらせ、余分なアルカリ成分を剥離させ、石けんのアルカリ含有量を減らしています。油は比重と密度の関係で水より軽く、水に浮いてきます。そして塩基は水より重いため、沈んでいくのです。こうして余分なアルカリ成分が剥離されるため、石けんは油脂の比率が高まり、自然に水面に浮いてくるのです。